ワキガと多汗症の関係
ワキガは悩みの種ですね。すこしでも軽減したいものです。
わきがの原因の1つと考えられているのが多汗症です。
ワキガと多汗症は密接な関係があり、ワキガの人は多汗症に、
多汗症の人はワキガ体質の傾向があるようです。
多汗症の人はエクリン腺から分泌される汗が何らかの原因によって多く、
このエクリン腺から分泌される汗自体はわきがと直接関係ないのですが、
分泌される汗が多いと、わきがの原因であるアポクリン腺から
分泌された汗を拡散してしまい、よりニオイを増幅させてしまうのです。
もちろんワキガ体質だからといって多汗症とは限りませんし、
多汗症だからといってワキガとも限りません。
ただ、わきがの人が多汗症だとよりニオイが強くなることも確かなのです。
直ちにワキガのケアが必要とされます。
わきがと精神的ストレスの関連性
わきがにはストレスも深くリンクしているのをご存知でしょうか。
わきがの原因の1つと考えられているのが"ストレス・緊張"です。
ストレスを感じたり、緊張したときにはエクリン腺から分泌される汗が増加し、
さらにアポクリン腺の働きを活発にさせてしまうので、ワキガの原因になりやすいのです。
わきがの直接の原因であるアポクリン腺の働きを活発にさせる・エクリン腺から分泌される汗が増加し、ニオイを拡散させてしまう。
みなさんも経験があると思いますが、緊張したときに「手に汗をかく」「わきの下に汗をかく」ことは、エクリン腺の働きが促されたために起こる現象で、一方、「冷や汗」「脂汗」は、ストレスが原因でアポクリン腺の働きが促されたために起こる現象です。
以上のようにストレス・緊張は汗腺の働きを活発にさせますので、
わきがと深く関わっているのです。
そして汗をかくとニオイが気になると思うこと自体がストレスや緊張となり、
より汗腺の働きが活発になり、負のスパイラルとなりますので気をつけましょう。
腋臭のメカニズム
わきがとはこういうことがおきてあのような臭気を発生させています。
わきの下はアポクリン腺だけでなく皮脂腺やエクリン腺も存在し、アポクリン腺から分泌された汗が皮脂腺から分泌された皮脂と混ざったり、エクリン腺から分泌された汗によって拡散されたときによりニオイが助長され、ニオイが強くなるのです。
アポクリン腺自体は産まれたときからわきの下や陰部、耳の中などに存在するのですが、アポクリン腺が活動し始めるのは思春期以降ですので、ワキガ体質の方はこの頃からニオイが気になり始めるようです。
医学的には臭汗症(しゅうかんしょう)、または腋臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれる、わきの下から独特の不快な(酸っぱい)ニオイを発生する症状のことで、アポクリン腺から分泌される汗が直接の原因だとされています。
ところが、アポクリン腺から分泌される汗自体が臭うことはほとんどありません。
肌(皮膚表面)に常在している細菌などによって分解されたときに独特の
ニオイが発生するというからくりなのです。
腋臭の臭いと自覚
わきがや体臭のニオイは自分では意外と気付かないといわれています。
よく他人の家に行くと、その家独特のニオイがあります。しかしその家の人にとってはそのニオイが普通、いつものことなのでまったく気になりませんが、初めてその家に行く人にとってはそのニオイが気になることがあります。
ワキガや体臭も同じで、自分のニオイには慣れてしまっているので、あまり気にならない、または気付かない場合が多いのです。
また家や部屋のニオイは指摘してくれる場合がありますが、体臭などはいくら仲が良くても指摘しずらいものですので、周りの反応などを見て、自分で気付くことが大切になります。
わきがのもっとも大きな原因は遺伝だと考えられています。
しかしワキガ自体が遺伝するわけではなく、ワキガの直接の原因とされているアポクリン腺の数や大きさ、分泌量、また間接的に関わっているエクリン腺から分泌される汗の量、皮脂腺から分泌される皮脂の分泌量など、わきがになりやすい体質が遺伝すると考えられています。
〜ワキガが遺伝する割合〜
・両親ともワキガの場合:約8割
・片親だけワキガの場合:約5割
両親共にワキガ体質でなくても、祖父母がわきが体質の場合も、割合は不明ですが遺伝するとされています。
もちろんワキガ体質が遺伝したとしても、アポクリン腺が活動を始めるのは思春期以降ですので、実際にワキガ体質が遺伝したかどうかは思春期以降にならなければ分からないのも正直なところです。
食生活とわきが
わきがには摂取しすぎるとワキガを誘発する要因になる食品があります。
・肉類中心の食生活
・乳製品(卵・牛乳)の過剰摂取
・辛い食品の過剰摂取
・アルコールの過剰摂取
ワキガの直接の原因とされるアポクリン腺から分泌される汗や、わきがのニオイを助長させるとされている皮脂腺から分泌される皮脂は、私たちが食べた物が成分 となっているので、動物性脂肪の多い食生活を続けていると、アポクリン腺から分泌される汗や、皮脂腺から分泌される皮脂の成分に脂肪酸などのニオイの原因 となりやすい物質が増えてしまうのです。
そしてこのような動物性脂肪の多い肉類中心の食生活は、アポクリン腺や皮脂腺の活動を活発にさせてしまいますので、その結果、わきが体質になりやすくなってしまうのです。
さらに辛いものを食べるとエクリン腺から分泌される汗が増加し、このエクリン腺から分泌される汗自体は直接わきがに関係ないのですが、このエクリン腺から分泌された汗が、アポクリン腺から分泌された汗を拡散させてしまい、結果、よりニオイを助長させてしまうのです。
欧米化した食生活に変わってきた日本人に、近年わきが体質、体臭が強い人が増加傾向にあるのは以上のような理由からなのです。
もちろん動物性脂肪の多い肉類中心の欧米化した食生活は、ワキガの原因になるだけでなく、肥満や生活習慣病の原因になる恐れもありますので、昔ながらの和食中心の食生活を送るように心がけましょう。
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